愛知県の東部、奥三河は四季折々の美しい自然が感じられる緑深い地域。最高品質の牛乳で酪農家が作るこだわりのジェラートを味わえるのが、18年続くMILK工房スコットだ。ピーチ・苺・マーブル・紅茶味など色々な種類があり、余分なものを入れないから後味サッパリ。コーンに1種類で200円、2種類で380円とお値打ちで、取材で訪れた日もお客さんが次から次へと訪れていた。
「緑の中で食べるジェラートは美味しいニャよ」
イチオシはミルク味と西尾産の抹茶味
店主の森京子さん(70歳)が「ミルクの美味しさをもっと知って欲しい」との想いで全て手作りし、販売も務めている。ご主人と息子さん夫婦が牛舎を経営し、娘さんも仕事がないときは手伝ってくれる。移動販売車もあり、若いアルバイトの人が遊園地やイベント会場など県内を回るそうだ。
店主の森さんが大好き
お孫さんが猫たちの世話を手伝ってくれる
緑豊かなジェラート屋の前で会えるのが牛柄模様のクウ君(12歳♂)。山で捨てられていたアメショ風の母猫から生まれたそうで、兄弟猫も10数匹いる。その中でも接客好きなクウ君は、昔からおっとりしていて人に対して動じないという。
クウ君と牛の看板
接客好きなクウ君は、子どもたちに囲まれても平気
お店の前には草刈りヤギのメーメーさんもおり、お互い穏やかな性格で、店先で食べるお客さんに寄り添ったり、猫を珍しがる子どもたちに撫でられて気持ち良さそうにしている。シニアになり少し痩せたというが、まだまだ元気でお客さんを出迎えてほしい。
店の前で草刈りヤギのメーメーさん(生後6ヶ月♂)とくつろぐ
MILK工房 スコット
愛知県新城市作手田原字長ノ山1-200
TEL 0536-37-2787
営業時間/10:00~16:00
定休日/不定休
Facebook:@milk.koubou.sukotto
取材・原田佐登美