ゆるふわ犬、アメリカン・コッカー・スパニエルの歴史・特徴のまとめ!

ゆるふわ犬、アメリカン・コッカー・スパニエルの歴史・特徴のまとめ!

ゆるふわアメリカン・コッカー・スパニエルの飼い方と、彼らの魅力についてまとめました。その性格や飼い方など、気になりますよね? アメリカン・コッカー・スパニエルの魅力などをたっぷりご紹介します。

  • サムネイル: kana
    kana
  • 更新日:

1.概要

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

ふわふわの被毛に愛らしい顔。
アメリカン・コッカー・スパニエルは、ディズニーの「わんわん物語」で主人公として登場してから今なお人気のある犬種です。

2.歴史

アメリカン・コッカー・スパニエルの元になったのは、イングリッシュ・コッカー・スパニエルです。そもそもスパニエルとはフランス語で「スペインの」という意味で、スペイン原産の犬だからこの名前が付いたと考えられます。しかし垂れ耳で長い毛、長方形の顔つきといったスパニエル種の特徴を持った犬はヨーロッパ全土で飼われており、本当にスペインが原産なのかどうかはわかっていません。

コッカーとは「ヤマシギ」という意味であり、すでに15世紀のイギリスではヤマシギ狩りにスパニエル種の犬が利用されていたことが記録されているようです。
やがて19世紀の終わり頃にイングリッシュ・コッカー・スパニエルがアメリカに渡ります。イングリッシュ・コッカー・スパニエルは新天地アメリカでより短いマズル(口吻)、より長い耳、よりボリュームのある被毛……と、アメリカ人好みの改良が施され、独自の犬種として確立されていきました。

当初はイングリッシュ・コッカー・スパニエルと全く同じ犬種として扱われていましたが、1940年頃にアメリカン・ケンネルクラブで別の犬種であることが認められ、1970年頃には原産国のイギリスでもイングリッシュス・コッカー・スパニエルとアメリカン・コッカー・スパニエルが別犬種であることが認められました。戦後の1950年頃から1970年頃にかけてはアメリカでは最も人気のある犬種だったと言われています。

3.身体的特徴

■体高:35cm~38cm
■体重:11㎏~13㎏
■毛色:ブラック、パフ(クリーム)、チョコレート、セーブル、ブラックタン、チョコレートタン、トライカラー、ブラック&ホワイト、レッド&ホワイトなど様々

顔は彫りが深く、四肢は前足がまっすぐなのに対し、後ろ足は傾斜しているのが特徴的です。

被毛の色は様々で、ブラックや明るいブラウン、ダークレッドなどの単色、ブラック&ホワイトなどの2色、斑点状の模様があるタン・ポイントなどがありますが、優雅な長毛でありながら猟犬らしい質実剛健さも備えていることは共通しています。

4.性格・気質

■人懐っこく活発
■甘えん坊
■頭がよく、しつけがしやすい

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

プードルに次ぐといわれるくらい明るく活発で人懐っこいアメリカン・コッカー・スパニエルは、甘えん坊でもあります。頭が良く、しつけしやすいので小さい子供がいる家や高齢者、初心者にも飼いやすい犬種と言えるでしょう。

元々は鳥猟犬として活躍していましたが、現在では美しい被毛を長く伸ばして優雅に歩くショードッグとしても活躍中です。

アメリカでは「メリー(陽気な)コッカー」と呼ばれることがあります。とても陽気で人間大好き、そして感受性が豊かで、飼い主さんの言葉や気持ちを理解しようと頑張る犬種です。また好奇心がとても強く、大自然を散歩させても、大都会の真ん中をブラブラさせてもすべて楽しめるような心を持っています。

初対面の人が相手でもためらうことなく愛想を振りまきます。この犬のまわりは常に明るい雰囲気に包まれることでしょう。楽天的でもあり無邪気。甘えん坊な一面がありますが、いざとなったら冷静になり家族を守るために身を挺す賢さがあります。なので、しつけ・訓練に苦労することはないと言われています。

5.しつけ

■運動は好きです

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

とても優雅でおとなしそうな外見ですが、猟犬が元になっているだけあって運動するのがとても大好きで、スタミナもあります。休日にはドッグランに連れて行ってあげるなど、自由運動もストレス発散には有効です。

元猟犬なので、運動能力は高いです。1日2回、20分程度の散歩をしてあげるのが理想です。遊びも大好きで、散歩しながら走ってみたり、ドッグランでボール遊びをするととても喜びます。真夏の暑さはとても苦手なようなので、夏場は朝夕の涼み時に散歩させたいですね。

■食べることが大好きです

好き嫌いがなく食べることが大好きなので太りやすいです。メニュー管理が必須な犬種で、子犬の頃からしっかりとした栄養管理をしてあげる必要があります。

食欲旺盛で食べることが大好きな犬種です。

フードは適量に。おやつをあげる時は、その分フードの量を減らす必要があります。手作り食などで置き換えてヘルシーなメニューにするのもいいかもしれません。太りやすい体質で、運動不足になるとすぐに太ってしまいます。アメリカン・コッカーは膝が弱いので、太り過ぎると脱臼してしまう可能性もありますので餌の与えすぎには要注意です。

6.お手入れ

■お手入れについて

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

・重要ポイントは耳と目

毛が長いので目に入ったりすると、眼球に傷が付き、結膜炎や最悪の場合は白内障などにもなってしまいます。目に掛かるようであればカットをしてあげましょう。

垂れ耳でやや通気性が悪く、耳が汚れやすいのが特徴です。耳は毎日汚れていないか確認し、蒸れていたり汚れていたら乾燥したタオルで拭き取ってあげます。月に2回くらいはイヤーローションなどで耳の奥も掃除してあげましょう。

・臭いにも気を付けましょう

耳が「臭いな」と思ったら雑菌が繁殖している証拠です。放っておくと外耳炎などになる可能性もあります。

■トリミングは欠かせません

アメリカン・コッカー・スパニエルを見れば分かると思いますが、とても綺麗な長い被毛は量が多く、絡まりやすいです。アメコカを飼う上でやはりトリミングは欠かせません。

シャンプーは頻繁に行いすぎると、乾燥してフケの原因になったり皮膚病にも繋がりかねませんので、普段は汚れた部分を濡れタオルで拭き、その後ブラッシングをしてあげましょう。

量が多いので一気にブラッシングすると痛がり、ブラッシングをキライになってしまいます。ピンブラシやスリッカーブラシで毛先からもつれや毛玉を解すことから始め、根本を引っ張ってしまわないように気を付けます。取れたら全体を梳かし、そこで引っ掛かる事があればもつれた部分だけにブラシを入れます。全体が梳けたらコームで毛の流れに沿って仕上げます。

この時、静電気を起こさないよう、ブラッシング用のスプレーなどを使うと良いでしょう。

■様々なカットが楽しめます

トリミングで様々なカットにチャレンジしてみるのもアメリカン・コッカー・スパニエルの醍醐味かもしれませんね。

毛量が多く、毛の伸びも非常に早いので週に2~3回のブラッシングと月1回のシャンプーが必須です。しかし、シャンプーを頻繁に行うと皮膚の乾燥がひどくなります。汚れが目立つけれどシャンプーしたばっかりというときは、蒸しタオルで体を拭いてからブラッシングしてあげるようにしましょう。

長い被毛におおわれている足はホコリがたまりやすく、散歩から帰ってきたら拭いてあげるといいですね。子犬の頃からそういったケアに慣れさせると、大人になってからとても楽です。中には自分から足を出すようになる子もいます。

7.かかりやすい病気

目の病気

アメリカン・コッカー・スパニエルは目の病気にかかりやすい犬種です。水晶体が白く濁る白内障、眼内の眼圧が低下する緑内障などのほか、網膜形成不全、眼瞼内反症などを発症しやすいです。物につまづく、物に顔を近づけて見るなどといった行動が頻繁に見られるようになった場合、これらの病気を疑い、なるべく早く動物病院に連れていきましょう。

また、網膜形成不全や眼瞼内反症は遺伝性疾患であるため、病歴を持つ犬を繁殖に使用しないことも重要です。信頼できるブリーダーを見極めて家族に迎えるようにしましょう。

耳の病気

アメリカン・コッカー・スパニエルの立派な垂れ耳はとても可愛いのですが、通気性が悪いため、外耳炎になりやすいです。
お耳を清潔に保ち、なるべく乾燥した状態を保てるようにしましょう。
赤く腫れたり、耳垢が多くなったり、匂いがある場合、また痒がってる場合はすぐ動物病院に連れていき、処置をしてもらいましょう。
中には慢性外耳炎を起こし、重症化することもあるので、ぜひ気を付けてみてあげて下さい。

脱臼

アメリカン・コッカー・スパニエルはやや関節が弱く、脱臼を起こしやすい犬種です。膝の皿が外れてしまう膝蓋骨脱臼は小型犬に多い脱臼ですが、アメリカン・コッカーにも多くなっています。フローリングにはマットを敷くなどで足に負担をかけないようにし、足を引きずって歩くなどの症状が見られたらすぐに動物病院に連れていきましょう。そのほか、外傷による顎関節の脱臼も起きやすいので注意しましょう。

皮膚病

長く美しい被毛を持つぶん、アメリカン・コッカー・スパニエルには皮膚の病気も多くなっています。皮脂が異常に分泌されてトラブルを引き起こす脂漏症(脂漏性皮膚炎)、耳で細菌などが繁殖してしまう外耳炎などが代表的です。シャンプーや耳掃除を定期的に行い、皮膚を常に清潔な状態に保ってあげてください。

さいごに

動物,犬,猫,しつけ,飼い方,育て方,病気,健康

性格も可愛らしくて甘えん坊なので、深い愛情を向けるにはもってこい。一緒にまったりも出来るし、活発に活動するのも得意だし、オシャレも色々楽しめる。それがアメリカン・コッカー・スパニエルの魅力です。

まだまだアメリカン・コッカー・スパニエルはには深い魅力があるので、それを一緒に生活していく中で見付けていくのも醍醐味と言えるでしょう。

内容について報告する