珍しい胡麻毛の柴犬。普通の柴犬と性格などに違いはある?
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珍しい胡麻毛の柴犬。普通の柴犬と性格などに違いはある?

柴犬といえば薄茶色っぽい赤毛を思い浮かべますが、最近「胡麻毛」という珍しいカラーの柴犬に注目が集まっています。胡麻毛ってどんな色? 胡麻毛の柴犬の性格とは? 気になる胡麻毛の特徴についてまとめて紹介します。

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胡麻毛の特徴

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「胡麻毛」とは、赤・黒・白の被毛がきれいに混ざりあった毛色のことです。一見すると、一般的な赤毛(薄茶色)の柴犬に似ていますが、赤に混じって黒の被毛が生えているため、全体的に少し黒みがかった色に見え、可愛らしい中にも日本犬ならではの「わびさび」が感じられるルックスとなるのが特徴です。胡麻毛の柴は「胡麻柴」などと呼ばれ、赤毛や黒毛の傾向が強い場合はそれぞれに「赤胡麻」または「黒胡麻」という別名もあります。

胡麻毛の特徴は、何といってもその珍しさです。柴犬のカラーは一般的な赤毛が8割を占め、残りの2割についてもほとんどは黒毛か白毛となります。胡麻毛の柴犬が産まれる割合は、極めて低いといっていいでしょう。胡麻毛の柴犬をブリーディングするのは大変難しいとされ、柴犬の毛色の遺伝について、正しい知識と経験が必要とされます。

胡麻毛の柴犬の性格

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柴犬は毛色によって性格が違うのでは? と考える飼い主もいるようですが、毛色と性格の間にはっきりとした相関関係はありません。毛色に関係なく、一般的に柴犬は独立心旺盛かつ勇敢な性格をしていると考えられています。

柴犬はもともと日本で狩猟犬として飼育されてきたため、飼い主の命令をよく聞く利口な性質を持っています。この性質を利用して、飼い主と柴犬の間でしっかりと信頼関係を築くことが出来れば、きっと最高のパートナーになってくれるはずです。

ほかにはどんな毛色がある?

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前述の通り、柴犬の大多数は赤毛です。一口に赤毛といっても、ベージュに近い薄茶色から、まるでキタキツネのような鮮やかな赤茶色、濃いオレンジ色までバリエーションは様々。柴犬は仔犬から成犬にかけて大きく色あいが変わることも珍しくないため、最終的にどんな毛色になるか、毛色の変化を楽しみながら育てることができます。

赤毛に比べるとグッと少なくなりますが、黒地に薄茶の眉毛を持つ黒毛、全身真っ白の白毛が存在します。黒毛は遺伝的に生まれづらいため、白毛はドッグショーなどでの評価が低いという理由から、積極的に繁殖させるブリーダーが少ないため、目にすることが少ないカラーです。

これらのほかに、かつては「羽衣之柴(はごろものしば)」というきわめて希少な柴犬が存在しました。羽衣之柴は、通常短毛のはずの柴犬が偶然長毛の遺伝子を持って生まれ、なおかつ全身の毛色が真っ白の柴犬のことです。まるで天女の羽衣のように真っ白でフワフワの長毛を持つ姿から、こう呼ばれるようになったといいます。

柴犬は、日本人の相棒として古くから親しまれてきた犬種。どの毛色もそれぞれに個性的で愛くるしいので迷うところですが、あなたのお気に入りはどの毛色でしょうか?

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