犬の睡眠時間ってどのくらい? 年齢と種類の関係
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犬の睡眠時間ってどのくらい? 年齢と種類の関係

いつも寝てばかりいる愛犬は大丈夫? 犬の1日に必要な睡眠時間の目安を年齢別、種類別に理解して、良質な睡眠をとらせてあげましょう。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

飼っているワンちゃんが安心した顔で眠っている姿は、とても可愛くて癒されますよね。犬はよく眠る動物といわれています。睡眠は、犬にとってとても大切な時間なのです。とはいえ、愛犬が1日中ずっと寝ていたら、どこか具合が悪いの? それほど疲れているの? と、不安になってしまうこともあるのでは?

人間の平均睡眠時間は8時間前後と1日の約1/3を占めますが、犬は1日のほぼ半分近くの10〜11時間くらいが平均とされています。この平均時間は、犬の体の大きさや年齢によっても少しずつ違いがあるようです。あなたの愛犬にとって、適切な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか。年齢をはじめ、種類別の平均睡眠時間をまとめてみました。

犬の年齢と睡眠時間

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仔犬は一日の大半を眠って過ごすことが多いのではないでしょうか? 睡眠時間は年齢とともに変化するといわれています。

幼少期(生まれてから1歳まで)

好奇心旺盛で元気な幼少期の犬は、とにかく動き回っていることが多いのでは? 迎えたばかりの可愛い仔犬はずっと一緒に遊んでいたくなりますが、運動量が多く、エネルギーをたくさん消費するため、十分な睡眠時間が必要となります。疲れを残さないためにも、1日のトータルで18〜19時間ほどの長い睡眠時間を確保してあげましょう。人でも「寝る子は育つ」といいますから、可愛い仔犬にはたっぷり眠ってもらって、健やかに育ってくれることを願いましょう。

成犬期(1〜7歳くらいまで)

成犬の平均睡眠時間は12〜15時間ほどといわれています。成犬の中でも大型の犬は、やや睡眠時間が長めになるという声も多いようです。体力と精神の両方が充実する1歳半を過ぎた頃からが成長のピークの時期となり、仔犬や老犬よりも睡眠時間は短めになるとされています。成犬にもかかわらず、異常に睡眠時間が長い場合はストレスを感じている状態の可能性があります。ストレスを緩和するために、睡眠時間が増えているのかもしれません。怪我や病気による痛みを気にしてじっとしていることも考えられるので、そういった場合は病院に連れて行くことをおすすめします。

シニア期(8歳頃から)

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シニア期に入る8歳頃からは成犬期に比べて睡眠時間が長くなり、幼少期と同じくらいの睡眠時間になります。18〜19時間くらいの睡眠時間が必要とされています。必然的に体力が衰えて、以前より多くの休息をとるようになるのです。疲労回復に時間がかかるため、その分よく寝るようです。この頃から性格が落ち着きだし、穏やかに一日を過ごすようになります。ほとんどの時間を寝て過ごす、もしくはじっとしていることが多いですが、ゆっくり休めるようにそっとしておいてあげましょう。

犬の種類と睡眠時間

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基本的に、犬種による睡眠時間の差はないと考えられています。
また、小型犬に比べ、大型犬は睡眠時間が長めという声も多いようですが、個体差や飼い主の生活スタイルに依存するところが大きいでしょう。

あなたの愛犬の睡眠時間はどれくらいでしょうか? 平均の睡眠時間よりも長く、あるいは短く寝ていてもそれほど気にすることはありませんが、毎日夜中に寝ないワンちゃんはちょっと心配です。病気の可能性もあります。飼い主は愛犬がゆっくり眠れるよう、寝る環境も整えてあげてくださいね。

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