「食べ続けられることが大事」 腎臓病の猫のための療法食

「食べ続けられることが大事」 腎臓病の猫のための療法食

高齢の猫に多い腎臓病。猫はおいしさへのこだわり、突然の食飽きの懸念があるとともに、腎臓病の猫は食欲が低下しやすいため、より嗜好性が高い療法食が望まれています。腎臓病の猫向けに開発された「ジェーピースタイル ダイエテティクス キドニーキープ」の特長について日清ペットフードの研究員であり、獣医師の清末正晴さんに聞きました。

  • PR日清ペットフード 株式会社
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「キドニーキープ」

――「キドニーキープ」とはどのような製品でしょうか?

腎臓病の猫のために、たんぱく質、リン、ナトリウムを調整した療法食です。魚原料を使用して嗜好性にも配慮しているほか、「微粉砕原料」を使用していることも特長です。「微粉砕原料」は日清製粉グループ独自の技術であり、通常の粒子よりもさらに細かにすりつぶすことで消化吸収性を高め、療法食の摂取量が少なくなりがちな腎臓病の猫へ配慮した設計にしています。

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高齢の猫は腎臓病にかかる割合が高い。

――「キドニーキープ」の研究開発で一番苦心した点はどのようなことですか?

腎臓病の猫のペットオーナー様から寄せられる声でダントツに多いのが嗜好性への懸念です。したがって、腎臓病へ配慮した栄養成分と嗜好性の両立が一番難しかったですね。腎臓病に配慮してたんぱく質、リン、ナトリウムを調整したフード設計では、たんぱく原料の配合量の制限などにより、どうしても嗜好性が低いものになりがちです。しかしながら、腎臓病の管理には望ましい栄養設計ができたとしても、そもそも食べてくれないと腎臓病の管理はもちろんのこと、日々の健康維持もできなくなります。「キドニーキープ」は、魚原料を用いて嗜好性にこだわって研究開発を行いましたので、とても好評をいただいています。

嗜好性を向上させるために、どのようなことを行いましたか?

当社は栃木県那須塩原市に研究所を所有しており、日本で飼育されてきた猫に対して嗜好性試験を行っています。何度も何度も繰り返し評価を行って、最良の嗜好性のフードを選抜して製品化しています。日本の猫の好みに合う製品開発ができる点が日清ペットフードの大きな強みだと思います。

小容量サイズ(500g)の製品、大容量サイズ(2.1kg:700g×ジッパー付き3分包)のほか、試供品(25g)にもドライフード以外に小さな袋状のものが入っていますが、これは何ですか?

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大容量サイズは700gに小分けにして、さらに脱酸素剤を入れている。

これらは脱酸素剤というもので、パッケージ内部の酸素を限りなくゼロにするために入れています。人用のおやつに入っているのをよく見かけますよね。ペットフードが酸化されてしまうと、栄養素の劣化や嗜好性の低下につながりやすくなるため、そのようなことが起こらないように対策を行っているのです。また、当社のペットフードには、天然由来の酸化防止剤(ローズマリー抽出物)を使用して、油脂の酸化防止をしています。

――ペットオーナー様の声から製品開発に結びついた例があると伺いました。

はい、今年新発売になった製品に「キドニーキープ リッチテイスト」があります。4種のうまみパウダーを用いることで従来の「キドニーキープ」よりもさらに嗜好性がアップしただけでなく、25g×8袋の小分け包装になっています。この製品が生まれたきっかけは、もともとお試しのためにお配りしていた25gの試供品でした。というのも、「小分けになっている試供品を販売してほしい」という声が多く寄せられていたからです。ペットオーナー様に理由を伺うと、「うちの子にできるだけ開けたてのものをあげたいから」「開けたてじゃないと食べないので、一般的な製品サイズは使い切る前に捨ててしまっている」とのことでした。

そういったペットオーナー様のペットへの愛情に応えるべく生まれたのが、「キドニーキープ リッチテイスト」です。1回の食事ごとに使い切れて、開封直後のものを与えられるということで大変好評をいただいています。

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つねに開けたての新鮮な風味の「キドニーキープ リッチテイスト」。平らな粒も猫の食べやすさを研究した成果。

――どの製品もよい香りがしますね。

味以外でも、嗜好性に重要なポイントは匂いです。匂いに関しては常に研究していますが、「キドニーキープ リッチテイスト」は、開けたての魚の良い香りが食欲をそそってくれるようで、嗜好性がとても高いと好評です。

従来のペットフードと言えば人の食べ物とは違うものといったイメージでしたが、当社の製品は開けてもらうと分かりますが、とても美味しそうな香りがします。ペットオーナー様の視点からも「これはうちの子にあげたい」と思えるような製品づくりをしています。

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――ペットの健康維持のために、研究を進めていることがありましたら教えください。

療法食とは病気になってしまってから使用するペットフードになりますが、重要なのは病気にならず長期的に健康を保つことです。当社では犬・猫の腸内細菌叢を整えて、健康維持ができるように研究を進めています。ペットの腸内細菌叢について大学と取り組んだ共同研究の成果は、公共の知見となるように学術論文として発表してきました。これからもペットの健康維持のために貢献できるよう研究に取り組んでいきたいと思っています。

「ジェーピースタイル ダイエテティクス キドニーキープ」
http://jp-dietics.jp/product/cat02.php

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