【大人気】タイニートイプードル。そのサイズを知ろう!
トイプードルよりも小柄なプードルをタイニーと呼びます。サイズによって定義があります。そのサイズ感について記述します。 (トップ画像:Armen Kosyan / Shutterstock.com)
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1.タイニートイプードルとは?
タイニーって?
■サイズ別呼び方のひとつ
プードルはサイズによって呼び方が変わります。
一番大きいのがスタンダードで、あとは大きい順にトイ、タイニー、ティーカップとなります。
「スタンダード>ミディアム>ミニチュア>トイ>タイニー>ティーカップ」
わかりやすく記号を用いて整理するとこうなります。
タイニーの元となるトイプードルは、日本の人気犬種ランキングを6連覇することからわかるように、とても人気のある犬種です。さらに日本では小さい犬が好まれる傾向にあり、そのトイプードルのなかでも小柄な子であるタイニーが注目されるようになりました。
2.トイプードルのタイニーサイズの体重は?
体重の目安
■成犬時「2~3kg」ほどになる
そもそも、タイニートイプードルとはJKC(ジャパンケネルクラブ)に公認されている犬種ではありません。前述したトイプードルのサイズによる俗称であり、成犬になったときの体重が2kg~3kgで、体高が25cm以下の比較的小柄な子を指します。
ですので、子犬状態では、その子がタイニーであるかどうかはハッキリとしません。あくまでも、成犬になったとき該当体重・体高である子をタイニーと分類するのです。
さらに言うと、そのタイニーである基準というのは明確に決められていません。
しかしブリーダー間ではタイニーであるかどうかの判断基準が統一されているようです。ブリーダーが考えるサイズの平均というのが、2kg~3kgで、体高が23cmというもの。もちろん、これは成犬時の話です。
成犬時の重さを予測する目安
■生後2~3ヶ月の体重が成犬時の体重になる
小型犬の将来の体重というのは、生後2~3ヶ月のとき、だいたいの目安がわかります。一般的に言われているのは、2ヶ月目の体重を3倍した数字、もしくは3ヶ月目の体重を2倍したときの数字が成犬時の体重目安となるケースが多いです。
ただ、この予測体重というのは、犬の個体差や健康状態によって違いが表れます。あくまで、参考程度だということを頭の隅に置いておきたいですね。また、一部のペットショップなどで子犬を成犬のタイニーサイズとして販売している場合があるので、ご注意を。
3.タイニーサイズのトイプードルの選び方は?
こうやって見極めよう
■親犬を実際に見る
■食べている餌の量を聞く
子どもの大きさは、親の大きさに比例します。両親が大きい犬であれば、子犬も大きく育つことが多いです。ですので、親犬がハッキリとしないのに、もしくは親犬が大きいのに「小さくなりますよ」と言って犬を販売するショップには気を付けたいですね。
また、ご飯の量を減らして「体重が軽いからタイニー」としているブリーダー、ショップが多いのも現実です。タイニーというのは遺伝的に小さい子がそう呼ばれ、体重が軽からタイニーというわけではありません。どれぐらいのご飯をあげているのかしっかりと訊ねるようにしましょう。
答えを濁す場合は、ご飯を食べさせずに体重調整をしている可能性があります。十分に注意しましょう。
もちろん、中には健康的に繁殖し、小さいタイニープードルを確立したブリーダーさんもいます。やはり、重要なのはその知識量です。親の大きさ・ご飯の量・将来の予測サイズなど、質問をぶつけてきちんと返ってくるようであれば、正しい知識の元タイニーを繁殖させているブリーダー・ショップだと推測できます。
最後に
タイニープードルを迎え入れたい場合は、ブリーダーやショップに対する質問点を事前に準備し、信頼できるところ相手から迎えるようにしましょう。