ウーパールーパーってどんな種類がいるの? 種類の紹介
愛らしい姿でペットとしての人気の高い両生類、ウーパールーパー(アホロートル)の種類や購入先を紹介します。
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ウーパールーパーの種類
日本ではウーパールーパー(アホロートル)という名前でおなじみですが、正式名称はメキシコサラマンダーといいます。カエルやイモリと同じ、両生類の一種です。全長は20cm~30cmで、体色や模様の違いにより、以下のような種類に分けられます。
リューシスティック(黒目)
ピンクがかった白色のカラダに黒色の目が特徴。いわゆるウーパールーパーの代表的な色といえる種類です。
アルビノ
黒目のリューシスティックに対し、カラダだけでなく目まで白いのがアルビノの特徴です。中にはピンクがかった色の個体もいます。
マーブル
黄色っぽい地色の上に、黒色の斑点がある種類がマーブルです。斑点の大きさや数は個体によって異なります。野生のウーパールーパーは基本的にこの色をしています。
ゴールデン
ゴールドに近い黄色をしたウーパールーパーです。マーブルのアルビノ(メラニン欠損種)が、このゴールデンだといわれています。ラメのような模様が特徴的です。
ブラック
全身が黒色をしているウーパールーパーです。成長とともに黒色が強くなっていきます。
以上が代表的な種類で、斑点の出方や体色の違いなどにより、さらにいくつものバリエーションがあります。個体差も大きいので、ウーパールーパーをペットとして迎える場合はいくつかのペットショップを巡って、様々な個体を見比べてみるとよいかもしれません。
どこで購入できる?
ウーパールーパーはペットショップで購入することができます。
野生のウーパールーパーは、現在ではメキシコの一部にしか生息しておらず、絶滅危惧種に指定され、輸出入も制限されていますが、ペットショップで取り扱われている個体は日本国内で繁殖されたウーパールーパーなので、安心して購入してください。爬虫類・両生類専門のショップに行くと、様々な種類のウーパールーパーと出会えるはずです。
ちなみにウーパールーパーには「目の前で動くものを食べてしまう」という性質があるため、ペットとして飼う場合には単独飼育が基本です。45cm程度の水槽に隠れる場所(半分に割った植木鉢などでOK)を入れ、ろ過フィルターとエアーポンプを設置すれば、住まいの準備は完了です。ウーパールーパー用の人工飼料や冷凍アカムシ、イトミミズなどをエサとして与えれば、その愛らしい姿で飼い主を癒してくれるでしょう。