保護された猫を引き取る方法、注意点などを紹介します
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保護された猫を引き取る方法、注意点などを紹介します

猫を飼う場合、保健所や動物愛護センター、民間団体などから保護猫を引き取るという方法もあります。その際の手順や注意点を紹介します。

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保護猫を引き取るには

保護猫とは、飼い主がおらず、施設に保護されている猫のことです。保護する施設にもいくつかの種類があり、大きくは以下の2つに分けられます。

1.保健所や動物愛護(管理)センターといった、行政による施設
2.行政施設から猫を引き取り、里親に譲渡している民間団体(おもにNPO)

保護猫を飼いたいという場合は、上記のいずれかから猫を引き取ることができます。引き取る手段や条件は様々ですが、保護猫との出会いの場として、もっともポピュラーなのが「譲渡会(じょうとかい)」です。

譲渡会に行くには

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譲渡会とは、保健所や動物愛護センター、動物を保護している民間団体などが定期的に行っている、保護犬や保護猫の引き取り手を探すための催しです。こちらも行政施設が行う譲渡会と、民間が主催するものとでは、少し違いがあります。

1.保健所や動物愛護(管理)センターといった、行政施設が主催する譲渡会
譲渡会の日程は、各自治体のWebサイト(東京であれば東京都福祉保健局 東京都動物愛護相談センター、横浜であれば横浜市保健所 動物愛護センターなど)に掲載されています。そこで日程と場所を確認し、譲渡会へ向かいます。

ただし、行政施設が主催する譲渡会は、自分が居住している自治体で催されているものにしか参加できません。「近くだから」と言って、管轄の異なる自治体の譲渡会に参加して保護猫を引き取ることはできないのです。また、自治体によっては「譲渡会に参加するための事前講習会」などを設けていることもあります。行政施設主催の譲渡会に参加を希望する場合は、お住まいの自治体の譲渡会参加条件を、しっかりと確認しておきましょう。

2.民間団体が主催する譲渡会
民間団体による動物の保護施設は、大きく2種類に分けられます。「動物シェルター」と呼ばれる、行き場のない動物たちの一時保護施設を有しているところと、メンバーが各家庭で、保護した動物の世話をしているところです。どちらのタイプであっても、団体ごとに、定期的に譲渡会が開催されており、基本的には各団体のWebサイトに、譲渡会の日程と場所が載っています。

しかし、民間団体の場合は詳しい住所を公開すると、動物を勝手に遺棄されてしまうこともあり、中にはそうした情報を一切載せていない団体も少なくありません。そのような場合は、Webサイトに記載されている連絡手段(メールや電話など)で問い合わせて、確認しましょう。

準備はきちんと行おう

保健所や動物愛護センターなど、行政が主催する譲渡会は、参加して気に入った猫がいた場合、その場で引き取って連れて帰ることが多いです。猫を連れて帰るためのケージやキャリーケースをあらかじめ準備してから、参加しましょう。そのほか、猫を迎え入れるために自宅を整えたり、エサや食器、トイレといった、猫を飼うために必要なグッズを準備したりすることも必要です。場合によっては、連れて帰るための交通手段も準備する(公共交通機関では心配なので、自動車を用意するなど)必要があるでしょう。

一方、民間団体による譲渡会の場合、譲渡会はあくまで「お見合い」の場で、本当に飼えるかどうかは審査を受けた後、というのが最近の主流です。基本的な譲渡可能条件は各団体のWebサイトに記載されているので、まずは自分がそれらの条件を満たしているかどうか確認しましょう。

どちらの譲渡会に参加するにせよ、「猫を飼いたい」という強い気持ちがあり、猫を迎え入れるための準備をきちんと行っておくことが大切です。猫のいる生活をシミュレーションしたり、環境を整えて、お迎えの日に備えましょう。

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