猫にヨーグルトを与えていい?  ヨーグルトのメリットと注意点について
出典 : 寄稿者: GooDween123

猫にヨーグルトを与えていい? ヨーグルトのメリットと注意点について

人間にとって、健康に良いとされるヨーグルト。でも、猫に与えてもいいのでしょうか? ここでは、ヨーグルトを与えるメリットと、注意点について紹介します。

  • サムネイル: ひなた ふゆみ
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監修:電話どうぶつ病院Anicli(アニクリ)24 三宅亜希院長

ヨーグルトを与える時のポイント

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猫に牛乳を与えると下痢をしてしまうことがありますが、牛乳からつくられているヨーグルトではその心配は少なくなります。そのため、少量与える程度であれば問題はないでしょう。

分量の目安としては、成猫で1回につき小さじ1~2杯程度、頻度は3日に1回くらいにするとよいでしょう。ヨーグルトの種類は、猫用のヨーグルトか、人間用のものであれば、低脂肪で無糖タイプのヨーグルトを選んでください。

また、仔猫の場合は、念のため積極的に与えるのは避けましょう。

ヨーグルトを食べるメリット

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ヨーグルトが持っているといわれている効果について解説します。ただし、人と猫は全く違う動物です。猫の場合でも、人と同じ効果が期待できるとは限らないので注意してください。

腸の機能は、食べたものを消化するだけではありません。カラダにとって有益な物質を生成したり、免疫力を高めたりする働きもあるのです。そのためには、腸が健康でなければなりません。腸の健康を左右するのは、腸内に生息する善玉菌と悪玉菌とのバランスです。

善玉菌が多いと、腸の動きはしなやかになり、下痢や便秘は起こりにくくなります。また、カラダの中の有害物質を排除しようとする動きが活発になり、カラダの免疫力が高まります。逆に、悪玉菌が多いと、腸の動きは鈍くなり、便秘や下痢を起こしやすくなります。そして、腸内で有害物質の生成を促し、それが血液に溶けて全身をめぐるため、カラダが不調をきたしやすくなるのです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、善玉菌の代表格と呼ばれています。ヨーグルトを食べることで腸内の乳酸菌が増え、腸内環境が整いやすくなり、腸の動きが活発化していきます。

また、乳酸菌の中でも、ロイテリ菌やLS1といったものは、歯周病の原因となる虫歯菌や、歯周病菌を減少させる効果があり、口臭予防にも有効といえます。

ヨーグルトを食べるデメリット

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ヨーグルトに限りませんが、与える分量は必ず守るようにしましょう。とくに、ヨーグルトの場合は脂肪分が多いので、食べすぎると肥満の原因になってしまいます。

猫の代表的な疾患に、尿路結石が挙げられます。尿路結石は、摂取したミネラル分が結晶化して固まり、尿管に詰まってしまう病気です。当然、ヨーグルトにもナトリウムやカルシウムなどのミネラルが含まれていますが、分量さえ守れば、尿路結石を誘発するほどのミネラル量ではないと考えられています。

また、猫によってはヨーグルトが体質的に合わない場合もあります。初めてヨーグルトを与えた時は、猫のカラダに異変が起きていないか、丹念に確認してあげましょう。

猫にとってヨーグルトは、分量さえ守れば与えても問題のない食べ物ですが、良質なフードをしっかり食べている場合は、それ以外の食事は基本的に必要ありません。ほかの食べ物を与えることで、それまえ食べていたフードを食べなくなることもあります。食欲が落ちていて、とにかく何か食べさせたいと考えている時などに参考にしてください。

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